リアス式海岸

リアス式海岸とは海岸付近にある侵食谷の発達した台地や丘陵あるいは山地が、沈降によってその低所を海面下に沈めると、出入に富む海岸線が出現し、かつての谷の下流部は湾内の深所に没し、港湾に適した地形となります。スペインにある同種海岸の地名をとって名づけらました。日本では、三陸海岸にそのもっとも大規模のものを見ます。リアス式海岸は、津波に襲われると湾奥部に高い水位が集中するため大被害を受けやすく、三陸海岸はたまたまその沖合いに日本外帯の地震帯を持ち、明治以来で明治29年三陸沖、30年三陸沖、大正4年石巻沖、昭和8年三陸沖、27年三陸沖、35年十勝沖、43年十勝沖にいずれも津波を伴う地震が記録されています。

地理地形

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