ツンドラ
ツンドラとは、ほぼ北極圏内にはいるロシア、カナダのタイガ針葉樹林地、地帯の北縁、及びグリーンランドの海岸一帯は、夏の数力月、すなわち北極圏の昼間のみ地表の水分が融け、海苔類や地衣類の生育をみますが、地表下数10cmの地下は凍っていて、永久凍土をなしています。夏に生えた植物は腐らずに積重なり、泥炭となり堆積しています。このような、寒帯の不毛の地をツンドラと言い、この地方にはアラスカのエスキモー、シペリア北部のヤクーツ、ノルウェ−のラップなどの原住民が、アザラシやトナカイの狩猟を生計として住んでいます。

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